章番号や付録の章番号、および図番号を章番号を参照してこのようにつけたいというのが目標です。
それで、まずChapterのところは、例えば上の図のChapter 1のところにカーソルを持っていって、「見出し1」というスタイルを設定します。
「ツール」→「章番号付け」で
このように、レベルで1を選び、段落スタイルを「見出し1」とし、番号を「1,2,3,...」、番号前を「Chapter 」、番号後を「.」、「開始章番号」を1とします。そして「OK」で終了します。
Chapter 2の行についても同様に「見出し1」を設定します。これで普通の章番号の設定が出来ました。
続いて付録の章番号です。ここでずっと悩んできたわけですがここを参考にしてやってみました。
まず図のように「Appendix見出し1」(名前は何でもいいです)というスタイルを作ります。
そうしておいて最初の図にあるAppendixの行のスタイルを「Appendix見出し1」と設定します。ここからがあまりエレガントでないのですが(OOoではこれしかできないらしい(^^;)、
「ツール」→「章番号付け」で今作ったスタイルを例えばレベル9に割り当てます。レベルは通常の章に使わないレベルを使うようにしてください。図のようにレベル9に段落スタイル「Appendix見出し1」を割り当て、番号を「A,B,C,...」とし、番号前「Appendix 」などを設定します。これでOKです。
続いて図番号の設定です。まず図番号に使う変数を設定します。OOoでは図番号の目次を作るときに1つの変数しか使えません。そこで通常の章内の図に対する変数と、付録の図に対する変数を別名で作っておき、図番号に対する目次を通常の章用と付録用の2つのリストとしてくっつけることにしました。
変数は次のようにして作ります。メニューから「挿入」→「フィールド」→「その他」で出てくるWindowの変数タブを選んで、名前欄に作る変数名を入れます。
このようなWindowが出てくるので、カテゴリでさっき設定したFigとかAppendixFigという変数を選び、まず章内の番号付けをアラビア数字に設定します。区切りはここではなしにしています。ここで例えば「.」を入れるとFig 1.1. のように最後に.がつきます。付録の方も同様に設定したいのですが、このままやると下のようにFig.でなくAppendixFig.という番号がついてしまいます(^^;
すると図のAppendix Aのところのように通常の章内の番号が設定され、カーソルを灰色の部分に持っていくと変数がFigが設定されていることがわかります(図のFig=Fig+1)。
ここで灰色の部分を削除して、そこにカーソルを置いたまま、「挿入」→「フィールド」→「その他」で
このWindowを出し、連番、AppendexFig、アラビア数字を選び、先に設定した「Appendix見出し1」のレベル(ここでは9)を設定し、区切り記号も好みで入れます。すると、このようになります。
付録の部分の図番号がFig. A.1となっています。
さて、ここから目次や図表リストに移ります。一番上の行で「挿入」→「目次と索引」→「目次と索引」とすると次のWindowが出てきます。
ここでタイトルを設定し、種類で目次を選びます。内容の欄で全部チェックして、その他のスタイルの右の「・・・」となっているところをクリックします。
ここで図のように目次に出したいスタイルを選び、下の「>>」キーで適当なレベル(ここではともにレベル1に設定しています)に持って行きます。OKを押して、元のWindowに戻り、さらにOKを押すと、
このように無事目次が出来ました。続いて図番号リストへ。
目次の下の行で「挿入」→「目次と索引」→「目次と索引」とすると次のWindowが出てきます。
こんどは種類で「図の索引」を選び、タイトルを図リストとしました。内容のところで「図表番号」を選び、カテゴリでFigを選びます。これでOKとすると、
のように無事図のリストも出来ました。最後に、付録の図のリストです。同様に、図リストの下の行で「挿入」→「目次と索引」→「目次と索引」とすると次のWindowが出てきます。
タイトルを消して(付録の図のリストというタイトルを入れるならそれでもいいです)、種類で「図の索引」を選び、内容欄で、図表番号をチェックして、カテゴリでAppendixFigを選びます。OKとすると、
このように無事出来上がりました(^^V 長かった・・
0 件のコメント:
コメントを投稿