Writerのメニューの ファイル→印刷→オプション や ファイル→PDFとしてエクスポート→全般タブ に「自動的に挿入された空白ページを印刷」とか「自動的に挿入された空白ページをエクスポート」とかいう項目があります。これが何の役に立つのかと思っていましたが今日発見。
Writerではメニュー→書式→スタイルと書式設定(あるいはF11)という設定ツールがありますが、これでページのスタイルを設定できます。具体的にはあるページは上から10cmのところから始めるとか、左右マージンを変えるとかが設定できて、ページごとに選べます。ですので、左右のページで例えばヘッダーの位置を変える(左ページは左寄せのヘッダー、右ページは右寄せのヘッダーなど)などを設定することができるわけです。標準で左ページとか右ページは入っているので、スタイルと書式設定ダイアログでページスタイルを選び、そこに出ている左ページなどを選びます。「左ページ」のところで右クリックすると 新規作成や変更(自作の項目には削除というのもある) という項目が出てくるので、このまま変更したければ変更をクリックします。そこでヘッダやフッタの設定やマージンの設定が出きます。
さて、マスタドキュメントを用いて複数のファイルを扱うときに、それらのファイルの第1ページを必ず左ページに割り付けたいとかいう要求があることがあります。その場合、各ファイルの先頭ページのページスタイルを左ページに設定しておくと、必ず左ページに来るように自動的に白紙が挿入されて調整してくれます。
これで最初の「自動的に挿入された空白ページを・・・」という項目をチェックしてPDFを書き出したり、印刷したりするとちゃんと各ファイルの第1ページが左に来るように、右ページに空白ページを挿入して調整されていました。
年賀状書きで差し込み印刷をすると無意味にページごとに白紙が挿入され、それを印刷しないためのメニュー(バグ対応?)かと思っていましたが、こういう有用な使い方があったのですね(^^;
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