2010年10月16日土曜日

フリーのFEMソフト調査記2

前回のつづき。前回紹介したImpactは形状入力からサポートされていて使いやすそうなんですが、このチュートリアルに従ってやっていったところ、チュートリアルの最後にあるような解析結果にならず、力を加えた点から破片が飛び出すような結果になってしまいます(^^; 拘束点の指定や力を加える点の指定などなかなかいいのですが、結果が合わないので今のところ断念。

で、さらに探してここにあった

DEXCS
ForcePad

を試してみました。

DEXCSの方はWindowsではVMwareのような仮想環境での実装になっていて、VMwareとDEXCSをダウンロードして走らせます。解析本体はAdventureを利用しており、形状作成にはBlender、ビジュアライゼーションにはVTKを使っているというようななかなかすごい統合システムです。しっかり使うんならこれはよさそうです。

ForcePadの方はとても使いやすいですが、2次元解析(よくわかりませんが、多分奥行方向は均一な材料の解析しか出来ないのではと思います)に限定されています。しかしながら2次元解析で十分であればおえかきソフト感覚で入力できる形状作成と簡単な指定で解析できるソルバーということで入門には向いていると思います。

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