2011年10月16日日曜日

Blender:Game Engine: TutorialをBlender2.5以降で実行してみる(その2)

前回に引き続き、Blender Game EngineのTutorialを見ていきます。Blender2.5以降での変更点を中心に見ています。

Learning the basics of using the Blender Game Engine


に進みます。 ここではいよいよGame Engineの使い方が出てきます。基本は3Dパネル上でPキーを押すだけです。Pキーを押すとGameモードになって、Escを押すと元に戻るようです。

Game Engine(以降GE)のためにShading modeを変更します。Shading modeを2.4以前ではDraw Typeと呼んでいましたが、2.5以降ではViewport Shadingとなっています。下のようにして設定します。


ここでPキーを押すと下のようにライティングが考慮されて表示されます。


準備が出来たのでそろそろ物体を動かすためのしかけの設定に行きましょう。そのためにBlender2.5以降ではEditor TypeとしてLogic Editorを選びます。


するとLogic Editorが現れます。


表示が小さい時はパネル上にマウスカーソルを置いて、ホイールで調整します。


それでもやりにくければCtrl+↑でパネルを最大化して使えばいいでしょう。

GEでは上のようにSensor、Controller、Actuatorという3種のロジックブロックでオブジェクトの動きを指定出来るようになっています。

SensorはControllerに対してトリガを出すためのブロックで、常にトリガを出したり、何かキーが押された時にトリガを出したりというような設定ができます。

ControllerはSensorの入力をどう取り扱い、Actuatorへトリガを渡すかということを決定するためのブロックです。AndやOrなどのロジックやPythonでの記述が可能なようです。例えばAndを使って、2つのSensor入力を指定すると2つのSensor入力の両方からトリガが来ている時のみActuatorへのトリガを出します。

Actuatorはオブジェクトを動かしたり、アニメーションを表示したり、音を出したりします。 

各ロジックブロックから1つずつ適当なものを選びます。最初はSensor→Always、Controller→Add、Actuator→Motionとしましょう。

次にこれらのロジックブロックをつなぎます。

繋ぎ終わったら3DパネルでPキーを押してGEを走らせてみましょう。何も起こりませんね(^^; これはActuatorのMotionに何も設定しなかったので、Motionがないからです。オブジェクトの動かし方は


で。


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