2009年1月12日月曜日

読書:さよなら英文法!多読が育てる英語力

酒井邦秀さんの「さよなら英文法!多読が育てる英語力」を読んだ。なかなか考えさせられるところが多く、面白かった。

・多読三原則
1. 辞書は引かない
2. わからないところはみなかったことにする
3. 読むのがつらくなったら途中でどんどんやめる
・文法・訳読型の従来の英語勉強法はだめだ
・多読・多聴することで英語があふれてくるのを待つ
→これには多大な時間がかかると思われていたが、母語を獲得するより短時間で母語以外の言語を獲得できる可能性がある。
・冠詞の重要性
・語順(英語の語順のまま理解できるはず)
・決まり文句としての理解が必要
・学校(中学・高校)で習う英文絶対量の不足
・量だけでなく教科書の人工的な英文では英語があふれる体験は無理

ということで文法などをやるより多読して自然に英語があふれる方が早いということである。

僕の考えとしてはやはり母語が英語でない場合には英語の文法知識などを含めて対応する方が速く習得出来ると思っていたので検証の価値があるのかなあ。決まり文句のところとか。酒井さんは英語の理解の単位は単語でなく文、決まり文句であるとしてます。僕としては大西泰斗さんのいうように英語の単語にはそれぞれの含意する意味があるので、そのイメージを体得することで単語の並びが理解できるという方が分かりやすいのですが。ま、僕自身多読と言えるほど本を読んだことがないので多読やってみよう(^^;

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